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機能や設定を知る!

<その1>E-M1Xの初期設定はどう変わったの?

新機能が注目されている E-M1X ですが、E-M1 Mark II から進化したのはそれだけではありません。
E-M1 Mark II をご利用いただいているお客さま、プロ写真家の方々からいただいた声を基に、より使いやすくなるようにボタン配置や設定項目を工夫しています。
E-M1 Mark II から変更された設定、新しく追加された設定を書き出しましたので、ご確認ください。

画質に関連する項目

設定項目 E-M1X
の初期設定
E-M1 Mark II
の初期設定
備考
画質 LF LN -
低感度画像処理 連写優先 - E-M1X で新しく追加された設定項目です。
連写優先は E-M1 Mark II と同等の画像処理です。
解像優先に設定した場合、低い ISO感度で撮影した JPEG画像の解像感がさらに向上しますが、画像処理に時間がかかるため連写した時に連続で撮影できる枚数が若干減少する場合があります。連写速度 ( 1秒間に撮影できる枚数 ) には影響しません。
細かく入り組んだ模様などを撮影するときに解像優先に設定することで、より高精細な画像が得られます。
RAWデータを E-M1X や Olympus Workspace で現像する場合、撮影時/現像時の設定に関係なく、解像優先で現像されます。
LVブースト M:OFF M:ON1 E-M1X では、P / A / S / M 全てのモードで OFF に設定されています。
設定した露出に応じてライブビュー画像の明るさが変化します。
WBフラッシュ連動 OFF ON -
EVF表示スタイル スタイル2 スタイル3 E-M1X の スタイル2 設定時のファインダ倍率は 0.74倍で、E-M1 Mark II の スタイル3 設定時と同じ倍率です。
E-M1 Mark II と併用する場合にどちらのカメラでも同じ感覚で使用できる設定になっています。大きく表示したい場合は スタイル3 を選んでください。
撮影確認 OFF 0.5秒 1コマ撮影するたびに撮影画像を再生しない設定です。プロ写真家の撮影スタイルに合わせました。

AFに関連する項目

設定項目 E-M1X
の初期設定
E-M1 Mark II
の初期設定
備考
AF+MF OFF - E-M1X で新しく追加された設定です。
S-AF + MF 、C-AF + MF を使用したい場合はこの項目を ON に設定してください。
AEL/AFLモード S-AF : mode3
C-AF :mode4
MF :mode3
S-AF : mode1
C-AF :mode2
MF :mode1
初期設定で 親指AF できるようになりました。
半押しAF 有効 - E-M1X で新しく追加された項目です。親指AF 設定時にレリーズボタンで AF動作するかどうかの設定です。
E-M1 Mar II では 親指AF 設定時にはレリーズボタンを押しても AF動作しませんでした。
この項目が有効に設定されている場合、親指AF設定されている時にレリーズボタンを押してもAF動作します。
C-AF で連写する場合、AEL/AFL ボタンを押し続けなくても連写しながら AF動作します。
置きピンで撮影したい場合には無効に設定してください。
C-AF中央スタート ALLに レ(チェック) - E-M1X で新しく追加された設定です。
チェックが入っている AFターゲット設定の時に、半押しした時に最初に AF枠の中央のターゲットでピントを合わせます。
C-AF中央優先 5点、9点、25点に レ(チェック) - E-M1X で新しく追加された設定です。
チェックが入っている AFターゲット設定の時に、半押しを続けた時、AF枠の中央のターゲットを優先してピントを合わせます。
半押し中に AFターゲットを表示し続けたい場合には、AFターゲット表示を ON2 に設定してください。

ボタン、レバー操作に関連する項目

設定項目 E-M1X
の初期設定
E-M1 Mark II
の初期設定
備考
C1 画質LF+RAW
他はPモードの初期設定
動体撮影設定 E-M1X の C1 〜 C4 には用途別の設定が予め登録されていません。
お客さまの撮影スタイルに合わせて、設定を登録してください。
C2 プロキャプチャー撮影設定
C3 低輝度撮影設定
C4 -
Fnレバー機能 mode2 ( AF方式の切り替え )
ポジション1:S-AF
ポジション2:MF
mode1 ( フロント/リアダイヤルの機能の切り替え ) -
Fn1ボタン AFターゲット選択 AFターゲット選択 E-M1X では Fn1ボタンは Fnボタンに変更され、Fnレバー部分に配置されています。
Fn2ボタン - マルチFn E-M1X には Fn2ボタンは搭載されていません。グリップ上面には露出補正ボタン、ISOボタン、動画ボタンが配置されています。
E-M1 Mark IIと同じ感覚で マルチFn を利用したい場合は、Fn2ボタンがあった場所に配置されている ISOボタンに マルチFn を割り当ててください。
マルチセレクター AFターゲット選択 - 横位置、縦位置どちらの持ち方でも、親指で操作しやすい場所に設置されています。AFターゲットを 8方向に移動させることができ、位置を設定しやすくなりました。
マルチセレクターの中央を押しながらコントロールダイヤルを回転させると、AFターゲットサイズを変更することができます。
AFターゲットの位置を変更中にマルチセレクターの中央を押すと、AFターゲットが画面中央に移動します。
PBH 十字ボタン
(バッテリーホルダーHLD-9に搭載されているボタン)
- AFターゲット選択 E-M1X には縦位置用の十字ボタンは搭載されていませんが、縦位置用のマルチセレクターで AFターゲットを移動することができます。
B-Fn1ボタン
(バッテリーホルダーHLD-9に搭載されているボタン)
- AFターゲット選択 E-M1X には B-Fn1ボタンは搭載されていませんが、縦位置用のマルチセレクターで AFターゲットを移動することができます。
B-Fn2ボタン
(バッテリーホルダーHLD-9に搭載されているボタン)
- AEL/AFL E-M1X には B-Fn2ボタンは搭載されていませんが、同じ位置に縦位置用 AEL/AFLボタンが配置されており、E-M1 Mark II と同じ感覚で AF操作が可能です。

動画に関連する項目

設定項目 E-M1X
の初期設定
E-M1 Mark II
の初期設定
備考
AFターゲット 9点 1点 -
ISOオート有効 OFF - E-M1 Mark II では、動画の Mモード時は ISO感度オートを選択できませんでした。
E-M1X では、動画の Mモードでも ISO感度オートを使用できるようになり、露出補正もできるようになりました。
初期設定は E-M1 Mark II と同じ感覚で使用できるように OFF に設定されています。
ピクチャーモード OFF
( ON時のデフォルトは OM-Log400 )
OFF
( ON時のデフォルトはFlat )
E-M1X には、新しい動画ピクチャーモード OM-Log400 が追加されました。
このピクチャーモードでは、Black Magic Designe社の DavincResolve などの動画編集ソフトウェアでカラーグレーディングなどの色調編集を行うための色合いで記録されます。
カラーグレーディングを行わない場合には、動画ピクチャーモードを OFF に設定して撮影してください。
C-AF動作速度 ±0 - -
C-AF追従感度 ±0 - -
手振れ補正強度 ±0 - E-M1X では撮影するシーンに応じて手ぶれ補正の効き具合を変えられるようになりました。
カメラを三脚に載せたようにガッチリ固定したい場合や、歩きながら動画を撮影する場合には +1 に設定してください。強力にぶれを補正します。
撮影中にカメラの向きをゆっくり変えるような撮影をする場合には -1 に設定してください。
Fnレバー機能 Mode2 Mode1 -
WBオート電球色残し ON - -
ビューアシスト OFF - E-M1X で新しく追加された設定です。
動画専用ピクチャーモードを ON に設定すると、ダイナミックレンジを優先した階調で記録するため、色の鮮やかさが抑えられた画像になります。この時、ライブビュー画像も記録される画像と同様の色合いになります。
ビューアシストを ON に設定すると、ライブビュー画像は通常の色合いになり、記録される動画とは異なる色合いになります。
ビューアシストが有効になっている場合、ライブビュー画面の上端に BT.709 のアイコンが表示されます。
録音レート 48/16 bit - E-M1 Mark II の動画音声は 48kHz / 16bit です。
E-M1X では、ハイレゾ音質の 96kHz / 24bit で録音することができるようになりました。
動画を再生するソフトウェアによってはハイレゾ音源に対応していない場合がありますのでご注意ください。

「この機能の使い方についてもっと詳しく知りたい!」「このような撮影シーンではどのような撮影テクニックがあるのか?」など、コンテンツへ追加して欲しい情報がありましたら、ぜひ E-M1X メンテナンスパッケージ専用サポートデスクへお問い合わせください。
専用サポートデスクは、メンテナンスパッケージご購入のお客さまがご利用いただけます。

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