カメラを構えるとグリップの左側の一等地にあるモードダイヤル、これで好きな撮影モードに切り替えることができるのはご存知ですよね。
このダイヤルの中に C1〜C3 (カスタムモード1〜カスタムモード3) の表示があります。この3つのカスタムモードには、お好きなカメラ設定を登録できます。
では初期設定ではどんな設定が登録されているのかご存知でしょうか?
C1〜C3 の初期設定に登録されている設定は、E-M1 Mark II の特徴的な 3つの機能・性能を、箱から出してすぐに体感できるようになっています。
モードダイヤル C1〜C3 の初期設定は以下のとおりです。
表中の青い部分が、カスタマイズされている設定です。それ以外の設定は、Pモードの初期設定と同じです。
モードダイヤル | C1 | C2 | C3 |
---|---|---|---|
ねらい | 動体AF 素早く動く被写体を追える、捉えることを体感できる。 |
プロキャプチャーモード 新機能「プロキャプチャーモード」を体感できる。 |
低輝度AF 薄暗いシーンでも被写体を捉えることができることを体感できる。 |
撮影モード | P | P | P |
画質モード | LN + RAW | LN + RAW | LN + RAW |
AFモード | C-AF | S-AF | S-AF |
AFターゲット設定 | ALL | 5点十字 | 1点 |
AFターゲット表示 | ON2 (クラスター表示) | ON1 | ON1 |
ドライブモード | 連写L | ProCapH | 連写H |
フレームレート (EVF) | 高速 | 高速 | 標準 |
AFターゲットパッド | ON | ON | ON |
ライブビューブースト (その他) | ON1 | ON1 | ON2 |
表示罫線 | 三分割 | 目盛 | 三分割 |
罫線表示色 | 白 | 白 | 赤 |
すでにモードダイヤル C1〜C3 へ設定を登録している場合、カメラを フルリセットすれば、上記の初期設定へ戻すことができます。ただし、C1〜C3 の設定のみではなく、日時や表示言語以外の設定も初期設定へリセットされてしまいます。
もしあらためて C1〜C3 の初期設定を試してみたい、という場合は、フルリセットをする前にこちらも E-M1 Mark II の新機能であるバックアップ機能を使って、カメラの各種設定をソフトウェア「デジタルカメラアップデーター」を使い、ファイルとしてパソコンへ保存してからお試しになることをおすすめします。カメラの設定をパソコンへセーブする方法は、サポートサイトで紹介しています。
デジタルカメラアップデーターを使って、カメラの設定をパソコンへセーブ / ロードする方法を教えてください。
パソコンへ保存した設定ファイルを「セットファイル」と呼びます。E-M1 Mark II からこの機能を利用できるようになりましたが、弊社からお客さまへの設定のご提案や、ご自分の設定をライブラリーにして使い分けるなど、今までにない便利な使いかたができます。
今後更新予定の撮影方法のご提案などに、このセットファイルを活用していきます。
モードダイヤル C1 / C2 / C3 に機能や設定を登録する方法は、以下サポートサイトで紹介しています。
モードダイヤル C1 / C2 / C3 に機能や設定を登録する方法 (カスタムモード設定 ・ E-M1 Mark II)
「この機能の使い方についてもっと詳しく知りたい!」「このような撮影シーンではどのような撮影テクニックがあるのか?」など、コンテンツへ追加して欲しい情報がありましたら、ぜひ E-M1 Mark II メンテナンスパッケージ専用サポートデスクへお問い合わせください。
専用サポートデスクは、メンテナンスパッケージご購入のお客さまがご利用いただけます。