E-M1 Mark II は強力な 5軸手ぶれ補正機構に、ムービー専用の電子手ぶれ補正を組み合わせることで、三脚などの機材を使わずに、手持ちでの撮影が楽しめます。
小型軽量の OM-D だからカメラを意識させることなく、自然な表情を引き出すことができます。
今回はカメラ内で動画を組み合わせる「クリップス」をご紹介します。
「クリップス」とは、複数のショートムービーをつなぎあわせ、エフェクトや BGM を加えて 1つのムービーに仕上げることができる機能です。
言うなれば動画の組写真、「フォトストーリー」の動画版という感じです。
まずは素材となるショートムービーをいくつか撮影します。
1つのクリップスに使用できる動画は、画質、ビットレート、フレームレートが同じであることが条件です。
クリップス撮影を行う場合は、画質設定を変更しないようにしましょう。
被写体の形状や動きに合わせて斜めに動かす、意図的にぶれを残すなど、これらの原則に従わない方が効果的な場合もあります。
クリップス撮影を行う場合は、画質設定を変更しないようにしましょう。
撮影したショートムービーを使用して、15〜30秒程度の動画を作ってみましょう。
テレビのコマーシャルは 15秒・30秒の枠で作られています。
その多くは数秒のカットを組み合わせて作られていますので、同じ感覚で作ってみましょう。
効果 | 内容 |
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アート効果 | アートフィルターのような効果を追加できます。 撮影時にアートフィルターを使用していた場合、効果は重なります。 |
トランジション効果 | 「フェード」を選択すると、クリップとクリップの間が滑らかにつながります。 |
BGM | カメラに登録されている BGM をつけることができます。( 初期設定は PartyTime ) |
録音音量 | 元の動画の音量をどれくらいの大きさで出力するか選択します。 ( BGM をつける場合のみ ) |
録音音声 | 元の動画の音声を出力するかしないかを選択します。 ( BGM が Off の場合のみ ) |
動画の編集と言うと難しい印象がありますが、クリップスなら手軽に動画編集を楽しむことができます。ぜひお試しください。
「この機能の使い方についてもっと詳しく知りたい!」「このような撮影シーンではどのような撮影テクニックがあるのか?」など、コンテンツへ追加して欲しい情報がありましたら、ぜひ E-M1 Mark II メンテナンスパッケージ専用サポートデスクへお問い合わせください。
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