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鉄道ライブコンポジット撮影用 推奨設定

ライブコンポジット機能を用いた鉄道撮影時用の推奨設定をご案内します。
各機能別に、推奨する設定がありますので、撮影の参考にしてください。

また、これらの設定をそのまま E-M1 Mark II へロードできる setファイルも用意しています。
カメラ本体を推奨設定へ簡単に変更できますので、setファイルでの設定変更もお試しください。

一度撮影を行いましたら、ぜひご自分の使いやすい設定へさらにカスタマイズしてみてください。

【露出に関する機能】の推奨設定
機能 推奨する設定 趣旨
撮影モード *1 Mモード ライブコンポジット中は合成する 1コマ1コマの露出時間をメニューボタンから選択する。
デフォルト:1 sec
設定範囲 1/2 〜 60 sec
シャッタースピード *1 LIVECOMP
(1コマ露出:4sec程度)
絞り *1 開放 (or 開放付近)
  • *1 露出に関する機能は、本ページで提供している setファイルでは自動的に設定されません。
    モードダイヤルを Mモードに変更し、シャッタースピードと絞りの設定を行ってください。
【スーパーコンパネで設定できる機能】の推奨設定
機能 推奨する設定 趣旨
画質モード スロット1 RAW
スロット2 LN
RAW で記録しておけば、編集時の画質劣化を最小限にできる。
スロット2 に UHS-1 の SDカードをセットし、JPEGでも記録する。
AFモード MF -
フォーカスエリア ALL 最終的なピント合わせは MF で行うため、ALLターゲットに設定。
ISO 200 -
手ぶれ補正 (IS) OFF -
【メニューから設定できる機能】の推奨設定
機能 推奨する設定 趣旨
Home登録 3項目全てチェック
AF方式:MF
AFターゲット:ALL
Fn1ボタンで AF⇔MF を切り替えられる。
(Fnレバーは露出関係で使用する)
顔優先 OFF 誤動作の可能性を無くす。
MFアシスト 拡大:On MF を使用時にピント合わせがやりやすいように。
MFクラッチ 無効 誤動作の可能性を無くす。
レンズリセット OFF リセットしないほうが撮影しやすい。
ダイヤル機能 【Mモードに対して】
<Fnレバー1>
リアダイヤル:シャッター速度
フロントダイヤル:絞り
<Fnレバー2>
リアダイヤル:WBモード
フロントダイヤル:ISO感度
前後ダイヤル、Fnレバーの組み合わせで必要な設定が変更できる。
info表示設定 【LV-infoに対して】
表示Off : チェック
カスタム表示1 : チェック (水準器のみチェック)
カスタム表示2 : チェックなし
カスタム表示1
水準器のみチェック
マルチFn表示設定
  • カラークリエイター
  • アスペクト比設定
のみチェック
2項目以外はダイヤル、ボタンで操作、あるいは使用しない。
LVブースト (COMP) On2 暗い環境下でも構図が合わせやすい。
LV拡大設定 (LV拡大モード) mode1 mode2 (拡大AF) は使用せず、半押しで拡大枠表示に戻せる設定。
フリッカー低減 OFF 誤作動防止
ガイド線表示設定 (表示罫線選択) 黄金分割 好みの問題。「目盛」「方眼」「OFF (無し)」等でも OK。
カードスロット設定 振り分け↓ どちらのカードにも記録されるように。
EVF自動切替設定 *2 OFF *2 常に背面モニターで撮影 (切り替え不要)。
タッチパネル設定 *2 OFF *2 誤動作の可能性を無くす。
  • *2 本ページで提供している setファイルでは自動的に設定されません。
    推奨設定へ変更する場合は、メニューから変更してください。
【ボタンの使い方 (ボタン機能設定)】に関する推奨設定
機能 推奨する設定 趣旨
Fn1 AFターゲットHP 配置は自由だが、鉄道撮影(ライブコンポジット)時の便利な機能アサイン
  1. AFターゲットHP
    (AF/MF を切り換える)
  2. 拡大
    (任意の位置にピント合わせが行いやすいように)
  3. プレビュー
    (設定している絞り値での被写界深度を瞬時に確認できる)
  4. デジタルテレコン
    (もっとズーミングしたい場合に)
Fn2 拡大
前上ボタン プレビュー
前下ボタン デジタルテレコン

推奨設定setファイルの利用について

注意
  • 提供している setファイルをカメラへロードすると、カメラの設定が変更されます。
    現在のカメラの設定を残しておきたい場合は、事前にカメラの設定をパソコンへセーブしておいてください。

setファイル (olympus_tetsudo_livecomp_n.set) をパソコンへダウンロード後、オリンパスデジタルカメラアップデーターを使って、E-M1 Mark II へこの setファイルをロードしてください。

setファイルのロード時は、「現設定」「マイセット1 (C1)」「マイセット2 (C2)」「マイセット3 (C3)」のいずれかのうち、あらかじめ決められた箇所へ設定がロードされますが、本ページで提供している setファイルは「現設定」としてロードされます

また、setファイル (olympus_tetsudo_livecomp_n.set) を使い、カメラへ設定をロードしても、推奨設定のうち、露出に関する機能 (Mモード、シャッタースピード、絞り) は自動的に設定変更されませんので、モードダイヤルを回して Mモードへ設定し、その上でシャッタースピード、絞りを変更する操作も実施してください。

デジタルカメラアップデータを使った、設定のロードおよびセーブの方法は、以下のQAを参照ください。
デジタルカメラアップデーターを使って、カメラの設定をパソコンへセーブ / ロードする方法を教えてください。

「現設定」 として推奨設定をカメラにロードした後に、さらにカスタムモード (C1/C2/C3) へその設定の状態を登録しておく事も可能です。
カスタムモードの設定方法について、以下の QA を参照ください。
モードダイヤル C1 / C2 / C3 に機能や設定を登録する方法 (カスタムモード設定 ・ E-M1 Mark II)

<setファイルについての補足>
推奨設定以外の各機能は、カメラの初期設定となります。
推奨設定についても、あえて初期設定のままで推奨している機能もあります (必ずしも初期設定ではない設定へ変更される訳ではありません)。

setファイルのダウンロード

注意
  • カメラへロードする時は、カメラの電池が十分にある事を確認してください。
  • カメラへロードする時は、USBケーブルを途中で抜かないでください。
  • 現在のカメラの設定を残しておきたい場合は、事前にカメラの設定をパソコンへセーブしておいてください。
  setファイル ダウンロード
  • ファイルの内容 : 鉄道ライブコンポジット撮影用推奨設定
  • ファイル名 : olympus_tetsudo_livecomp_n.set
  • ファイルサイズ : 57 KB
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