もっと知る!楽しむ! E-M1 Mark II > 旅客機の撮影をしよう! > 旅客機の高感度撮影用 推奨設定

OMDオーナーズケアプラス

旅客機の高感度撮影用 推奨設定

旅客機高感度撮影における推奨設定をご案内します。
各機能別に、推奨する設定がありますので、撮影の参考にしてください。

また、これらの設定をそのまま E-M1 Mark II へロードできる setファイルも用意しています。
カメラ本体を推奨設定へ簡単に変更できますので、setファイルでの設定変更もお試しください。

一度撮影を行いましたら、ぜひご自分の使いやすい設定へさらにカスタマイズしてみてください。

【露出に関する機能】の推奨設定
機能 推奨する設定 趣旨
撮影モード *1 Sモード 暗闇での撮影になりますので、シャッタースピードと ISO感度で露出を決めていきましょう。
被写体の動きが速いので、最低でも 1 / 80 以上の速さが欲しいところです。
シャッタースピード *1 1 / 80 〜 1 / 400
  • *1 露出に関する機能は、本ページで提供している setファイルでは自動的に設定されません。
    モードダイヤルを Sモードに変更し、シャッタースピードと絞りの設定を行ってください。
【スーパーコンパネで設定できる機能】の推奨設定
機能 推奨する設定 趣旨
画質モード スロット1 RAW
スロット2 LN
RAW で記録しておけば、編集時の画質劣化を最小限にできる。スロット2 に UHS-1 の SDカードをセットし、JPEGでも記録する。
AF方式 C-AF 暗闇でも高性能AF が迷うこと無く機体にピントを合わせてくれるでしょう。
明確にポイントが分かる場合は、MF で撮影することもアリだと思います。
連写/セルフタイマー 連写L 旅客機のシルエットにローリング歪みの影響が出ないよう、メカシャッター連写Lを利用しましょう。
フォーカスエリア 5点 滑走路の光源等に迷わないように5点、あるいは9点がお薦めです。
ISO Auto AUTO から始めましょう。ISO AUTO設定は 200 〜 6400 に設定していますが、なるべく ISO 3200 までの感度を意識してください。
手ぶれ補正 (IS) S-IS Auto 手持ち撮影を想定して、ON に設定しています。
三脚使用時は OFF に設定しましょう。
なお、レンズ側に、手振れ補正機構 ( IS )の ON / OFFスイッチがある場合、レンズ側スイッチでの設定が優先されます。
【メニューから設定できる機能】の推奨設定
機能 推奨する設定 趣旨
AFリミッター ON
( 距離:30m 〜 999m )
フォーカス用レンズの動作範囲を狭めることで、不要な動作を無くします。
フレームレート 高速 EVF のフレームレートは速いほうが良いでしょう。
ガイド線表示設定
( 表示罫線選択 )
方眼 「黄金分割」や「目盛」など、好みで変更してください。
カードスロット設定 ↑振り分け 片方のカードに書き込めない時も、撮影を続けられます。
EVF自動切替設定 *2 ON *2 背面モニターを使用しない方は OFF に設定してください。
タッチパネル設定 *2 OFF *2 誤動作を防ぎましょう。
撮影確認 OFF 撮影機会を逃さないために、OFF がお勧めです。
  • *2 本ページで提供している setファイルでは自動的に設定されません。
    推奨設定へ変更する場合は、メニューから変更してください。
【ボタンの使い方 (ボタン機能設定)】に関する推奨設定
機能 推奨する設定 趣旨
Fn1 拡大 どのボタンに機能を配置するかは自由ですが、シルエット撮影時にお勧めの機能を紹介します。

推奨する設定について
  1. 拡大
    (MF でピント位置を定める際に便利)
  2. デジタルテレコン
    (もっとズーミングしたい場合に作動)
  3. AFリミッター
    (AFリミッターを作動させるために必要)
  4. AFターゲットHP
    (ターゲットポジションを即座に HP へ移動させるため)
  5. AFターゲット
    (最小入力で任意の位置にターゲットを移動させるため)
Fn2 デジタルテレコン
前上 ( ワンタッチWB ) ボタン AFリミッター
前下 ( プレビュー ) ボタン AFターゲットHP
十字ボタン AFターゲット

推奨設定setファイルの利用について

注意
  • 提供している setファイルをカメラへロードすると、カメラの設定が変更されます。
    現在のカメラの設定を残しておきたい場合は、事前にカメラの設定をパソコンへセーブしておいてください。

setファイル (olympus_aircraft_koukando.set) をパソコンへダウンロード後、オリンパスデジタルカメラアップデーターを使って、E-M1 Mark II へこの setファイルをロードしてください。

setファイルのロード時は、「現設定」「マイセット1 (C1)」「マイセット2 (C2)」「マイセット3 (C3)」のいずれかのうち、あらかじめ決められた箇所へ設定がロードされますが、本ページで提供している setファイルは「現設定」としてロードされます

また、setファイル (olympus_aircraft_koukando.set) を使い、カメラへ設定をロードしても、推奨設定のうち、露出に関する機能 (Mモード、シャッタースピード、絞り) は自動的に設定変更されませんので、モードダイヤルを回して Mモードへ設定し、その上でシャッタースピード、絞りを変更する操作も実施してください。

デジタルカメラアップデータを使った、設定のロードおよびセーブの方法は、以下のQAを参照ください。
デジタルカメラアップデーターを使って、カメラの設定をパソコンへセーブ / ロードする方法を教えてください。

「現設定」 として推奨設定をカメラにロードした後に、さらにカスタムモード (C1/C2/C3) へその設定の状態を登録しておく事も可能です。
カスタムモードの設定方法について、以下の QA を参照ください。
モードダイヤル C1 / C2 / C3 に機能や設定を登録する方法 (カスタムモード設定 ・ E-M1 Mark II)

<setファイルについての補足>
推奨設定以外の各機能は、カメラの初期設定となります。
推奨設定についても、あえて初期設定のままで推奨している機能もあります (必ずしも初期設定ではない設定へ変更される訳ではありません)。

setファイルのダウンロード

注意
  • カメラへロードする時は、カメラの電池が十分にある事を確認してください。
  • カメラへロードする時は、USBケーブルを途中で抜かないでください。
  • 現在のカメラの設定を残しておきたい場合は、事前にカメラの設定をパソコンへセーブしておいてください。
  setファイル ダウンロード
  • ファイルの内容 : 旅客機高感度撮影用推奨設定
  • ファイル名 : olympus_aircraft_koukando.set
  • ファイルサイズ : 57 KB
トップページへ戻る