E-M5 Mark II で初めて搭載された画期的な機能のひとつ、ハイレゾショットですが、E-M1 Mark II で更に進化しました。高い解像性能を誇る M.ZUIKO PRO や M.ZUIKO PREMIUMレンズとともに撮影することで、より大きな興奮、感動を体験できることでしょう。
新画像処理エンジン TruePic VIII により、被写体の動きによる画像の乱れを効果的に抑制できるようになっていますので、これまで失敗していた風景写真等の撮影にも是非チャレンジしてみてください。
また、撮影した画像をプリント出力することで、ハイレゾショットの驚異的な表現力を余すこと無く体験できますので、是非、写真プリントまで楽しんでいただければと思います。
いつも通り、まずはお勧めの周辺機材をご紹介します。
風景写真や物撮りなど、高解像レンズで撮影しましょう。
風景撮影お勧め:M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO / M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0
物撮りお勧め:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
ハイレゾショットは基本的に静止している被写体が前提ですので、書き込み速度は意識しなくても良いでしょう。
ただ、生成される画像データの容量が大きいため、大容量の SDカードが安心です。
OM-D の手振れ補正はとても優秀ですが、ハイレゾショットでの撮影時は三脚が必須です。
それも剛性の高い三脚を用いましょう。
更にレリーズボタンを押す際に発生する微動の影響も無くすために、リモートケーブルがあると更に安心できます。
リモートケーブルをお持ちでない場合は、スマートフォンアプリ OI.Share やカメラ内の設定でブレを防ぎましょう。
富士五湖から撮影したハイレゾショットです。
ページ上だと解像感が伝わりにくいですが、実際の画像では富士山のディテールが見事に表現されています。
湖の波も違和感なく表現できているのではないでしょうか。
撮影モードは絞り優先モードに設定し、被写体にもよりますが、絞り値は開放から F5.6 程度が理想です。
※無理に絞り込まなくても被写界深度が深いこともマイクロフォーサーズ規格のメリットですよ。
ISO感度はなるべく低感度 ( ISO200 ) で撮影し、ノイズの少ない画像を目指しましょう。
ピント合わせはオートフォーカスでも良いですが、確実に任意の位置に合わせるにはマニュアルフォーカスを用いることをお勧めします。
OI.Share をリモートケーブル代わりに用いる場合はリモコン設定からモード設定を「ワイヤレスレリーズ」にしておく必要があります。
上記の撮影方法に合わせた 推奨設定内容の詳細と、その設定にするための setファイルを準備しています。
setファイルを E-M1 Mark II にロードすれば、上記条件に沿った設定へ簡単に変更できますので、ぜひお試しください。
「この機能の使い方についてもっと詳しく知りたい!」「このような撮影シーンではどのような撮影テクニックがあるのか?」など、コンテンツへ追加して欲しい情報がありましたら、ぜひ E-M1 Mark II メンテナンスパッケージ専用サポートデスクへお問い合わせください。
専用サポートデスクは、メンテナンスパッケージご購入のお客さまがご利用いただけます。