もっと知る!楽しむ! E-M1 Mark II > ハイレゾショットで撮影をしよう! > 風景等ハイレゾショット撮影用 推奨設定

OMDオーナーズケアプラス

風景等ハイレゾショット撮影用 推奨設定

ハイレゾショットの撮影における推奨設定をご案内します。
各機能別に、推奨する設定がありますので、撮影の参考にしてください。

また、これらの設定をそのまま E-M1 Mark II へロードできる setファイルも用意しています。
カメラ本体を推奨設定へ簡単に変更できますので、setファイルでの設定変更もお試しください。

一度撮影を行いましたら、ぜひご自分の使いやすい設定へさらにカスタマイズしてみてください。

【露出に関する機能】の推奨設定
機能 推奨する設定 趣旨
撮影モード *1 Aモード Aモードで絞りを変更しながら撮影すると歩留まりが良いと思います。回折現象による解像力の低下を避けるために、絞り値は開放から F6.3 程度がお勧めです。
※ハイレゾショットでは絞り値が開放から F8.0 までに限定されます。 水流など露光時間が影響する被写体の場合は Mモード、Sモードをご使用ください。
絞り *1 開放 〜 F8.0
  • *1 露出に関する機能は、本ページで提供している setファイルでは自動的に設定されません。
    モードダイヤルを Aモードに変更し、絞り値を任意の数値に設定してください。
【スーパーコンパネで設定できる機能】の推奨設定
機能 推奨する設定 趣旨
画質モード スロット1 50MF + RAW
スロット2 -
せっかくですので、最大画質で保存しましょう。 この設定だと、80M ( RAW )、20M ( RAW )、50M ( JPEG ) の 3枚の画像データが生成されます。
AFモード S-AF + MF オートフォーカスでも十分な精度が見込めますが、最終的にはマニュアルフォーカスで合わせるほうが良いでしょう。
今回提供する setファイルでは、S-AF + MF にセットしており、Fnレバーを用いてMFのみにセットされる設定にしています。
連写 / セルフタイマー ハイレゾショット
フォーカスエリア ALL
ISO 200 画質優先するために、可能な限り ISO200 で撮影し、露出はシャッタースピードで稼ぎましょう。
手ぶれ補正 (IS) OFF ( 自動的に ) ハイレゾショット設定時は、手振れ補正が機能しません。自動で OFF にセットされます。
【メニューから設定できる機能】の推奨設定
機能 推奨する設定 趣旨
ハイレゾショット
(露出開始時間設定)
2秒 カメラのレリーズを押す場合は 2秒以上遅らせることをお勧めします。
レリーズケーブルやスマートフォンから遠隔操作できる場合は 0秒でも構いません。
AEL / AFLモード
( MFへの設定 )
mode3 mode3 だとMF設定でも AEL / AFLボタンで AF を作動させることができます。
一応、MF設定でも S-AF が作動可能な状態にしておきます。
Fnレバー設定
mode2 ( AF方式のみ ) Fnレバーで即座に S-AF + MF / MF の切り替えができます。
直感的に使えるように、AF方式のみに選択しています。
LV拡大設定
(LV拡大モード)
mode1 拡大ライブビュー中、半押しすることで拡大ライブビューを解除できるので、マニュアルフォーカスでピントを合わせながら、簡単に構図確認が可能です。
ガイド線表示設定
(表示罫線選択)
方眼 「黄金分割」や「目盛」など、好みで変更してください。
【ボタンの使い方 (ボタン機能設定)】に関する推奨設定
機能 推奨する設定 趣旨
Fn1 拡大 どのボタンに機能を配置するかは自由ですが、お勧めの機能を紹介します。

必須項目(項目説明)
  1. 拡大
    ( MF でピント位置を定める際に便利 )
  2. デジタルテレコン
    ( もっとズーミングしたい場合に作動 )

Fn2 マルチFn
前上 ( ワンタッチWB ) ボタン デジタルテレコン
前下 ( プレビュー ) ボタン プレビュー
十字ボタン AFターゲット

推奨設定setファイルの利用について

注意
  • 提供している setファイルをカメラへロードすると、カメラの設定が変更されます。
    現在のカメラの設定を残しておきたい場合は、事前にカメラの設定をパソコンへセーブしておいてください。

setファイル (olympus_highres.set) をパソコンへダウンロード後、オリンパスデジタルカメラアップデーターを使って、E-M1 Mark II へこの setファイルをロードしてください。

setファイルのロード時は、「現設定」「マイセット1 (C1)」「マイセット2 (C2)」「マイセット3 (C3)」のいずれかのうち、あらかじめ決められた箇所へ設定がロードされますが、本ページで提供している setファイルは「現設定」としてロードされます

また、setファイル (olympus_highres.set) を使い、カメラへ設定をロードしても、推奨設定のうち、露出に関する機能 (Aモード、絞り) は自動的に設定変更されませんので、モードダイヤルを回して Aモードへ設定し、その上で絞りを任意の数値へ変更する操作も実施してください。

デジタルカメラアップデータを使った、設定のロードおよびセーブの方法は、以下のQAを参照ください。
デジタルカメラアップデーターを使って、カメラの設定をパソコンへセーブ / ロードする方法を教えてください。

「現設定」 として推奨設定をカメラにロードした後に、さらにカスタムモード (C1/C2/C3) へその設定の状態を登録しておく事も可能です。
カスタムモードの設定方法について、以下の QA を参照ください。
モードダイヤル C1 / C2 / C3 に機能や設定を登録する方法 (カスタムモード設定 ・ E-M1 Mark II)

<setファイルについての補足>
推奨設定以外の各機能は、カメラの初期設定となります。
推奨設定についても、あえて初期設定のままで推奨している機能もあります (必ずしも初期設定ではない設定へ変更される訳ではありません)。

setファイルのダウンロード

注意
  • カメラへロードする時は、カメラの電池が十分にある事を確認してください。
  • カメラへロードする時は、USBケーブルを途中で抜かないでください。
  • 現在のカメラの設定を残しておきたい場合は、事前にカメラの設定をパソコンへセーブしておいてください。
  setファイル ダウンロード
  • ファイルの内容 : 風景等ハイレゾショット撮影用推奨設定
  • ファイル名 : olympus_highres.set
  • ファイルサイズ : 57 KB
トップページへ戻る