おうちでメンテナンス!

03.カメラのクリーニング方法

1.外観 (全体)

▼ 外観 (全体) のクリーニング方法を開く

使用する道具:ブロアー

  • ブロアーで外観全体のゴミやホコリを吹き飛ばします。

CHECK!
カメラ内部にゴミが入り込むのを防ぐため、必ずボディキャップを装着して作業してください。

キャップの代わりにレンズでもOK 様々な角度から吹きかけます

1.外観 (細かい部分)

▼ 外観 (細かい部分) のクリーニング方法を開く

使用する道具:刷毛

  • ブロアーで飛ばなかったゴミ・ホコリは、刷毛を使って取り除きます。ダイヤルの隙間やボタンの溝は、ゴミが溜まりやすいため念入りに清掃します。
ダイヤルの隙間ボタンの溝 段差がある部分もホコリが溜まりやすいです

1.外観 (可動部)

▼ 外観 (可動部) のクリーニング方法を開く

使用する道具:刷毛

  • 可動式のモニターを開いて、裏側やヒンジ部分などを清掃します。
  • 内蔵フラッシュがポップアップする機種は、ポップアップさせて清掃します。

CHECK!
フラッシュ発光部分に汚れが付いていると、発光した時に汚れが焼き付いて取れなくなってしまう可能性があります。汚れが付いている場合は、クリーニング液を染み込ませたクリーニングペーパーで拭き取ります。

2.モニター

▼ モニターのクリーニング方法を開く

使用する道具:ブロアー、クロス、クリーニング液、クリーニングペーパー

  • モニターは、クロスで清掃します。
  • 汚れが酷い場合は、クリーニングペーパーを折りたたみ、クリーニング液を染み込ませて拭いた後にクロスで仕上げます。

CHECK!
液晶パネルの表面にゴミがのっている状態で拭くと、傷を付けることがあります。 ブロアーでゴミをしっかりと吹き飛ばしてからクロスやクリーニングペーパーを使用しましょう。

拭きムラにならないようゆっくりと「の」の字を描くように

3.ファインダー

▼ ファインダーのクリーニング方法を開く

使用する道具:ブロアー、クロス、クリーニング液、クリーニングペーパー

  • 下から押し上げるようにアイカップを外し、ブロアーで吹いてゴミを吹き飛ばします。
  • ファインダー表面に汚れが付いている場合は、クロスで拭きます。
  • 汚れが酷い場合は、モニターと同様にクリーニング液とクリーニングペーパーを使って拭きます。

CHECK!
ファインダーの表面にゴミがのっている状態で拭くと、傷を付けることがあります。 ブロアーでゴミをしっかりと吹き飛ばしてからクロスやクリーニングペーパーを使用しましょう。

アイカップの破損に注意!下側にツメがあります ゴミがのっていないことを確認してクロスで拭きます

4.各種カバー部

▼ 各種カバー部のクリーニング方法を開く

使用する道具:刷毛

  • 電池カバー、カードカバー、コネクタカバーを開き、刷毛で外にゴミをかき出すようにして清掃します。
  • 防塵・防滴モデルは、カバー周りに付いているパッキンを念入りに清掃します。

CHECK!
ブロアーは使用厳禁!ゴミをカメラ内部に吹き飛ばしてしまうため、ブロアーは使用しません。パッキンにゴミがのっていると、防塵・防滴機能を損なう場合があります。

各カバーの裏側についているゴミやホコリも忘れずに!パッキンにゴミがのっているか確認!

5.ボディマウント部

▼ ボディマウント部のクリーニング方法を開く

使用する道具:綿棒

  • マウントの表面を綿棒でなぞるようにして清掃します。
  • ボディとレンズが通信しないといったトラブルがあった場合のみ、通信の接点を綿棒で乾拭きします。

CHECK!
クリーニング液は使用厳禁!レンズの着脱を滑らかにするために塗布されている油剤が落ちてしまいます。

汚れが固着するとレンズ着脱が重たくなってしまうことも 接触不良によるトラブル・AFが正しく動作しない・画面が真っ黒 など

6.撮像センサー

▼ 撮像センサーのクリーニング方法を開く

使用する道具:ブロアー

  • 先ずは撮像センサーにゴミがないか確認します。ゴミが確認できなければ、お手入れは不要です。
  • ゴミが確認できた場合は、ブロアーで側面から吹き飛ばします。

CHECK!
全機種に撮像センサー上のゴミを振るい落とす「ダストリダクション機能」が搭載されているため、 普段のお手入れは不要です。しかし、湿気や油分を含んだゴミが撮像センサーに付着した場合、 振るい落とせないことがあります。ブロアーで取れないゴミ・汚れは、修理窓口にご相談ください。

カメラを傾けながら撮像センサーに光を反射させてゴミの付着をチェック ブロアーで側面から吹き飛ばします

7.各種電気接点

▼ 各種電気接点のクリーニング方法を開く

使用する道具:綿棒

  • 充電池、充電器、パワーバッテリーホルダーの電気接点を綿棒を使って乾拭きします。

CHECK!
マウントの電気接点と同様に、正常に動作している場合は、お手入れの必要はありません。

接触不良によるトラブル ・カメラの電源が不安定・正しく充電されない など 接触不良によるトラブル ・カメラへの電源供給不良・パワーバッテリーホルダーの操作を受け付けない など