目的に応じていろいろなフラッシュ撮影が行えます。

  1. フラッシュポップアップボタンを押して、内蔵フラッシュをポップアップさせます。

    フラッシュポップアップボタン

  2. #ボタン(I)を押します。

  3. コントロールダイヤルでフラッシュ発光モードを選択して、Qボタンを押します。

    #:発光
    フラッシュを発光させます。
    0:赤目軽減

    人物の目が赤く写る現象を起こりにくくします。

    • 0(赤目軽減)]では、最初の予備発光からシャッターが切れるまで約1秒かかります。撮影が終わるまでカメラを動かさないでください。
    • 撮影状況によっては、0(赤目軽減)]の効果が得られないことがあります。
    $:発光禁止
    フラッシュは発光しません。
    1:赤目Slow スローシンクロ(先幕シンクロ+ 赤目軽減発光)
    スローシンクロと赤目軽減発光を併用します。
    2:Slow スローシンクロ(先幕シンクロ)
    背景が明るく撮れるように遅いシャッター速度でフラッシュを発光させます。
    M:Slow2 スローシンクロ(後幕シンクロ)

    移動方向の後ろに流れた写真にするために、シャッターを閉じる直前で発光します。

    34 など:マニュアル発光量変更
    マニュアル操作で撮影をする人向け。INFOボタンを押して、FGで発光量を選べます。
  • フラッシュ発光時、シャッター速度は1/250秒以下に設定されます。背景の明るい被写体では、発光すると背景が露出オーバーになることがあります。

別売の専用フラッシュを使用するときは

別売の専用フラッシュを使用するときは、内蔵フラッシュをしっかりと収納してください。

撮影モード別使用可能なフラッシュ発光モード

撮影
モード
モニターの
表示
フラッシュ
発光モード
発光
タイミング
発光許可
条件
シャッター速度
制限条件
P/A # 発光 先幕
シンクロ
いつでも発光 30秒~1/250秒*
0 赤目軽減 1/30秒~1/250秒*
$ 発光禁止 k k k
1 赤目Slow
スローシンクロ
(赤目軽減)
先幕
シンクロ
いつでも発光 60秒~1/250秒*
2 Slow
スローシンクロ
(先幕シンクロ)
M Slow2
スローシンクロ
(後幕シンクロ)
後幕
シンクロ
S/M # 発光 先幕
シンクロ
いつでも発光 60秒~1/250秒*
0 赤目軽減
$ 発光禁止 k k k
M Slow2
スローシンクロ
(後幕シンクロ)
後幕
シンクロ
いつでも発光 60秒~1/250秒*
  • Bでは#$のみ選択できます。

別売の専用フラッシュ使用時は、1/200秒

至近限界

被写体が近いとレンズの影になったり、発光量を最小にしても強すぎる場合があります。

レンズ 影になる限界
(目安)
17mm f1.8 0.25m
25mm f1.8 0.25m
45mm f1.8 0.5m
ED 14-42mm f3.5-5.6 EZ 1m
ED 40-150mm f4.0-5.6 0.9m
  • 影を防ぐには専用外部フラッシュをお使いください。また、露出オーバーを防ぐにはAMモードなどで絞り値を大きく、ISO感度を小さく設定して撮影します。