コンパクトフラッシュ
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コンパクトフラッシュは 1994年に SanDisk 社が開発したフラッシュ メモリーカードです。
大きさが 43×36mm で、厚さの違う2種類のタイプがあり、TypeTが 3.3mm、TypeU が 5.0mm の厚さです。
電気的な違いは無いため、 TypeU スロットに対しては TypeT、U のどちらも挿入可能。
1枚あたりの容量は 16MB、32MB、64MB、128MB、256MB、512MB、1GB などの種類があります。 |
PDA やデジタルカメラの記憶媒体として使われたり、携帯電話や PHS のプログラム記憶用などにも使われています。
コンパクトフラッシュは、カード内にコントローラがあります。
このコントローラがカード内のメモリデータ書きこみ作業を行っています。
コントローラの値段も含まれているため、価格は多少高くなります。
フラッシュメモリにはいくつかのタイプがあり、 どのタイプのフラッシュメモリを利用しているかによって、コンパクトフラッシュの性質も違ってきます。
■ NAND型セル・フラッシュメモリ
大容量で消費電力が小さいことが特長です。
一括ブロック単位で処理するため、大きなファイルの場合、アクセスが高速になります。
■ AND型セル・フラッシュメモリ
アクセス速度が速く、特にランダムアクセスに強いことが特長です。
小さい容量のファイルで高速アクセスを発揮します。
■NOR型セル・フラッシュメモリ
ランダムブロック処理のためランダムアクセスに強く、比較的小さなファイルで高速アクセスを発揮します。