- Q1 : 「 ボイストレック DS-750 / DS-700 」 の特長は何ですか?
- A1 : DS-750 / DS-700 は、 IC レコーダーとしての基本性能となる 「 音質 」 にこだわり、利用用途を拡げる 「 機能性 」 、大型化された LCD ディスプレイやボタンレイアウトなどの 「 操作性 」 にも十分に配慮しながら開発された当社 IC レコーダーのフラッグシップモデルです。
・最高 19,000Hz ( PCMモードは23,000Hz ※ )までの幅広い周波数帯域に対応しました。
・充実したノイズ除去機能 ( ローカットフィルター機能、ノイズキャンセル機能、音声フィルター機能 ) により用途・場面に合わせて使い分けが可能です。
・大口径のステレオマイクを採用し、臨場感あふれる音を録音することが可能です。
・4GB の大容量メモリを搭載、最長 1080 時間の長時間録音を実現しました。
・同梱の OLYMPUS Sonority との連携で、ポッドキャスト対応。 ( ダウンロード〜レコーダーへの転送、再生も簡単 )
・音声ガイダンス機能で、操作をサポートします。
・USB ストレージクラス対応で、外部記憶装置としてもお使いいただけます。
・低消費電力設計の実現により、単 4 アルカリ電池 2 本で最長 51 時間の録音、 58 時間の再生が可能。
・自然な音程で再生スピードの変更が可能な早聞き遅聞き機能 ( 0.5 倍〜 2.0 倍 ) や、部分リピート再生、スキップ / 逆スキップ再生など、語学学習や音声の書き起こしにも便利な機能を搭載しています。
・操作ボタン、液晶表示には分かりやすい日本語表記を採用。
・再生時に聞きたいところをすばやく探せるインデックスマーク記録機能を搭載。
・音声起動録音 ( VCVA 録音 ) 機能を搭載。会議録音の録音時間節約に。
・5つのフォルダ ( 各フォルダ最大 999 ファイル ) でファイル管理機能も充実。
・内蔵メモリ+microSDスロットのデュアルメモリ構成 ( DS-750 )
・Ni-MH充電池の本体内充電可能
・本体内やメモリー間のファイル移動/コピーが可能 ( DS-750 )
・PCMのファイル分割や部分消去機能を搭載
・録音対象や再生音に合わせて設定を一括変更できる「シーンセレクト」を搭載
・WMA / MP3 / PCM 録音対応
■録音時間の目安
< リニア PCM 形式 ( WAV ) >
録音モード |
内蔵メモリ(4GB) |
microSDカード ( DS-750のみ ) |
1GB |
2GB |
4GB |
48 kHz |
約 5 時間 45 分 |
約 1 時間 15 分 |
約 2 時間 45 分 |
約 5 時間 30 分 |
44.1 kHz |
約 6 時間 15 分 |
約 1 時間 20 分 |
約 3 時間 |
約 6 時間 |
< MP 3 形式 >
録音モード |
内蔵メモリ(4GB) |
microSDカード(DS-750のみ) |
1GB |
2GB |
4GB |
320 kbps |
約 28 時間 |
約 6 時間 30 分 |
約 13 時間 30 分 |
約 27 時間 |
256 kbps |
約 35 時間 |
約 8 時間 |
約 17 時間 |
約 34 時間 |
192 kbps |
約 47 時間 |
約 11 時間 |
約 23 時間 |
約 45 時間 |
128 kbps |
約 70 時間 30 分 |
約 16 時間 30 分 |
約 34 時間 |
約 68 時間 |
< WMA 形式 >
録音モード |
内蔵メモリ(4GB) |
microSDカード(DS-750のみ) |
1GB |
2GB |
4GB |
ステレオXQ |
約 69 時間 |
約 16 時間 |
約 33 時間 |
約 66 時間 |
ステレオHQ |
約 138 時間 |
約 32 時間 |
約 67 時間 |
約 133 時間 |
ステレオSP |
約 276 時間 |
約 65 時間 |
約 135 時間 |
約 266 時間 |
HQ |
約 276 時間 |
約 65 時間 |
約 135 時間 |
約 266 時間 |
SP |
約 543 時間 |
約 128 時間 |
約 267 時間 |
約 524 時間 |
LP |
約 1080 時間 |
約 255 時間 |
約 531 時間 |
約 1042 時間 |
録音時間は目安です。
リニアPCM 形式の録音で、1 ファイルの容量が 2GB を超えた場合でも録音を継続します。
ファイルは 2GB 毎に分割して保存されます。再生時には複数のファイルとして扱われます。
- Q2 : DS-750 / DS-700 の同梱物は何ですか?
- A2 : ・レコーダー本体
・単4 形ニッケル水素充電池× 2
・ステレオイヤホン ( E34 )
・ストラップ
・USB 接続ケーブル
・CD-ROM
・取扱説明書 ( 保証書付 )
・専用ケース ( CS126 : DS-750に同梱 ) ( CS127 : DS-700に同梱 )
- Q3 : 録音の音声ファイルの形式は何ですか?
- A3 : ステレオ超高音質 (ステレオXQ ) ・ステレオ高音質 (ステレオHQ ) ・ステレオ標準 (ステレオSP ) ・高音質 ( HQ ) ・標準 ( SP ) ・長時間 ( LP ) 全てのモードで、Microsoft社の WMA フォーマットを採用しています。その他 MP3は320 kbps、256 kbps、196 kbps、128 kbps の各モード、またPCMモードは48kHz/16bit、44.1kHz/16bitを採用しております。
録音モード |
フォーマット |
サンプリング周波数 |
総合周波数特性
( マイクジャック録音時 ) |
リニアPCMモード |
48kHz |
WAV |
48kHz |
40-23,000Hz |
44.1kHz |
WAV |
44.1kHz |
40-21,000Hz |
MP3モード |
320 kbps |
MP3 |
44.1kHz |
40-20,000Hz |
256 kbps |
MP3 |
44.1kHz |
40-20,000Hz |
196 kbps |
MP3 |
44.1kHz |
40-19,000Hz |
128 kbps |
MP3 |
44.1kHz |
40-17,000Hz |
( ステレオ超高音質 ) |
ステレオXQ |
WMA |
44.1kHz |
40-19,000kHz |
( ステレオ高音質 ) |
ステレオHQ |
WMA |
44.1kHz |
40-16,000Hz |
( ステレオ標準 )
|
ステレオSP |
WMA |
22kHz |
40-9,000Hz |
( 高音質 ) |
HQ |
WMA |
44.1kHz |
40-13,000Hz |
( 標準 ) |
SP |
WMA |
22kHz |
40-8,000Hz |
( 長時間 ) |
LP |
WMA |
8kHz |
40-3,000Hz |
内蔵ステレオマイク録音時 70-20,000Hz
- Q4 : リニア PCM 形式 ( WAV ) とはなんですか?
- A4 : 非圧縮形式の音声フォーマットのことで、拡張子は WAV となります。
- Q5 : 電池は何を使うのですか?
- A5 : 単 4 形電池を 2 本使用します。もしくは同梱のニッケル水素充電池 ( 弊社製品名 : BR401 ) が使用可能です。
ニッケル水素充電池をご使用の場合は、同梱の USB接続ケーブルをパソコンの USBポートに接続するか、または別売 USB接続 ACアダプタ ( A514 ) で充電する必要があります。
なお、DS-20 用で販売しておりました BR402 はご使用になれませんのでご注意ください。
- Q6 : 普通に使用していると電池はどのくらいもちますか?
- A6 : 録音 ・ 再生で電池の消耗度合いは異なりますので一概には申し上げられませんが、以下の数値を参考にしてください。
アルカリ電池
録音モード |
内蔵ステレオマイク
録音時 |
内蔵ススピーカ
再生時 |
イヤホン
再生時 |
48 kHz |
約 32 時間 |
約 18 時間 |
約 49 時間 |
MP3 128kHz |
約 37 時間 |
約 19 時間 |
約 57 時間 |
ステレオXQ |
約 38 時間 |
約 19 時間 |
約 58 時間 |
LP |
約 51 時間 |
約 19 時間 |
約 58 時間 |
ニッケル水素充電電池
録音モード |
内蔵ステレオマイク
録音時 |
内蔵ススピーカ
再生時 |
イヤホン
再生時 |
48 kHz |
約 27 時間 |
約 15 時間 |
約 39 時間 |
MP3 128kHz |
約 30 時間 |
約 16 時間 |
約 45 時間 |
ステレオXQ |
約 30 時間 |
約 16 時間 |
約 46 時間 |
LP |
約 41 時間 |
約 16 時間 |
約 46 時間 |
- Q7 : オキシライド電池は使用できますか?
- A7 : 使用可能です。
- Q8 : 電池を入れたままの状態で使用せずに置いておくと、電池はどのくらいもちますか?
- A8 : 電池のメーカや容量、および、消耗度によって異なるので一概には言えませんが、
高容量タイプの新品アルカリ乾電池であれば、電池寿命は半年程度とお考えください。
- Q9 : マイク感度の切替はできますか?
- A9 : 高 / 中/ 低の 3 段階の切替が可能です。
- Q10 : 表示言語の切替はできますか?
- A10 : 本体上の表示は、日本語 / 英語の切替が可能です。
- Q11 : 録音レベルの調整は出来ますか?
- A11 : 録音レベル設定をマニュアルに設定することで可能です。
- Q12 : USB マイクとして使えますか?
- A12 : 使えます。
- Q13 : 音声ファイルのフォルダ間の移動はできますか?
- A13 : できます。
- Q14 : DSS 形式は DS-750 / DS-700 で再生できますか?
- A14 : DSS 形式は再生できません。
WAV / WMA / MP3 形式に対応しています。
DS-750 / DS-700は WAV ( リニアPCM形式、48kHz / 16bit、44.1kHz / 16bit ) に対応しています。
- Q15 : タイマー録音、アラーム再生はできますか?
- A15 : 可能です。
- Q16 : 早聞き遅聞き機能や少し前再生やリピート再生 ( 再生中のファイルの一部分繰り返し再生 ) は音楽フォルダ内のファイル再生時でも使用可能ですか?
- A16 : 可能です。
- Q17 : 電池を交換すると録音した内容は消えませんか?
- A17 : 消えません。録音した内容や各種メニューで設定した内容 ( 録音モードやマイク感度など ) は内蔵のフラッシュメモリーに記憶されますので、電池なしでも録音した内容はそのまま保存されます。
- Q18 : 外部マイクは使えますか?
- A18 : 使えます。外部マイクのプラグをマイクジャック ( φ3.5 mm ) に挿して使用してください。
(弊社別売りの外部マイク以外での動作、性能保証は致しかねます)
- Q19 : 録音した音声ファイルに Windows Media Player 上でつけた名前を DS-750 / DS-700 で表示できますか?
- A19 : 可能です。
- Q20 : 同一のファイルに続けて録音できますか?
- A20 : 一旦録音を停止したら、同ファイルでその後に続けて録音はできません。
- Q21 : フォルダ内に保存できるファイル、階層について
- A21 :本機のフォルダは全部で 7つあり、ツリー型に構成されています。
フォルダは 「 Music 」フォルダ、 「Podcast」 フォルダと 「Recorder」 フォルダがあり、録音した音声やパソコンから転送した語学・音楽などを 「 ファイル 」 として保存することができます。
「Recorder」 フォルダは音声録音用フォルダで、本機で録音を行う場合は、「Recorder」フォルダ内の「フォルダA」〜「フォルダE」の 5 つのフォルダのいずれかを選んで行ってください。各フォルダにつき最大 999 ファイルまで収納でき、 「 Music 」 フォルダ内には 2 階層までフォルダを作成できます。
また、 ポッドキャスティング配信されたファイルが保存される 「 Podcast 」 フォルダがあらかじめ用意されています。
- Q22 : フォルダ名は変更できますか?
- A22 : 音声用の A 〜 E のフォルダは、テンプレートにあらかじめ登録されている名前 ( 「 会議 」 「 商談 」 「 出張 」 など ) に変更できます。テンプレートに登録されている名前は、OLYMPUS Sonority で変更することも可能です。 「 Music 」 より下の音楽用フォルダは PC と接続して PC 上でお好きな名前に変更することが可能です。
- Q23 : DS-750 / DS-700 上でファイルに名前をつけることができますか?
- A23 : 本機上でファイル名変更はできません。
- Q24 : Windows Media Player でファイルを開いた時、インデックスマークはどのように表示されますか?
- A24 : Windows Media Player ではレコーダで付加したインデックスを検出することはできません。( 他機種でも同じです。 ) 同梱ソフトの OLMPUS Sonority や、オリンパスのホームページからダウンロードできる DSS Player-Lite ( フリーソフト ) をお使い頂くと、インデックスマークの検索をすることが可能です。
- Q25 : 音楽ファイルの記録時間はどのくらいですか?
- A25 : ビットレート 128 kbps ・ 1 曲 4 分 で換算して、 約 1000 曲の記録が可能です。