Q1 :「ボイストレック V-823 / V-822 / V-821」の特長は何ですか？

1. 高い臨場感の録音が可能
   ローノイズ指向性マイク 2 個を、90 度外側に向けて配置しました。このことにより、臨場感の高いステレオ録音が可能となりました。会議や商談での話者の方向や距離感までリアルにとらえて録音でき、聞き取りやすい高音質を確保します。
   最新の指向特性制御の技術を使用し「＋」「−」のボタン操作で指向性を切り替えることができます。講演会や講義、離れた位置からの録音、雑音の多い環境での録音時など、音源にズーム (絞り込み) し、威力を発揮します。また、新しいズームマイクモードではズームに合わせて録音レベルも高くなります (ズームマイクモードはV-823のみ搭載しております)。
2. 「声だけ再生」モードで文字起こしを効率化
   録音データの中から実際に音声が記録されている部分のみを再生する「声だけ再生」モードを搭載しました。非音声部分を自動でスキップする機能で、必要な部分のみを効率的に聞くことができます。

   * V-823 / 822 のみ搭載

3. 「文字起こし」に特化した再生モード搭載
   文書化の効率を上げる「文字起こし」モードを、再生シーンの中に新たに搭載しました。
   再生を止めると自動的に 3 秒戻り、次の再生に備えるオートバックスペースモード、再生中の早送りが 3.5 倍速 (V-821 は 2 倍) の早送り再生となり、頭出しを効率化するFFモード、戻りながら短時間再生を行い巻き戻し位置を確認しやすい RWモード、10 秒のスキップモード、さまざまな距離、位置関係の発言者による録音レベルの強弱を再生時に揃えるボイスバランサーモード (V-821 はボイスフィルターモード)、以上の機能が働き、議事録作成の効率化に貢献します。
4. 聞きやすい音量で再生する「ボイスバランサー」機能搭載
   広い部屋での会議録音は、音源との距離や位置関係の違いから、それぞれの音の録音レベルがバラバラになりがちです。このような場合でも、ボイスバランサー機能が音量レベルを自動調整し、聴きやすくクリアな音で再生します。

   * V-823 / 822 のみ搭載

5. パソコンにワンタッチ接続可能な「USBダイレクト接続」機構搭載
   本体底部には、パソコンとの直結が可能になるスライド式の USB端子を装備しました。データ転送を迅速に行えます。また、V-823 / 822 では USB 経由で付帯の充電池に充電することもできます。

   * 充電機能は V-823 / 822 のみ搭載

6. より直感的なホーム画面を採用
   文字だけの GUI (グラフィカルユーザーインターフェース) から、スマホアプリのようなタイルアイコンを採用し、直感的で使いやすい GUI へ変更しました。

Q2 : V-823 / V-822 / V-821 の同梱物は何ですか？

V-823 / V-822 / V-821 の同梱の付属品は以下の通りです。

Q3 : 録音の音声ファイル形式は何ですか？

以下の表をご覧ください。

* WMA の 32 kbps、8 kbps はモノラルモードです。それ以外はステレオモードとなります。

Q4 : 再生可能なファイル形式は何ですか？

以下の表をご覧ください。

Q5 : 録音可能時間は、どのくらいですか？

以下の表をご覧ください。

Q6 : 電池持続時間は、どのくらいですか？

以下の表をご覧ください。

• 電池持続時間は当社試験方法によるものです。使用電池、使用条件により大きく変わります (特にズームマイク、ノイズキャンセル、ボイスバランサー、音声フィルタ、速度・音程変更等の機能を使用した場合は電池持続時間に大きく影響します)。
• 繰り返し使用したニッケル水素充電池では電池持続時間は短くなります。
• microSDカードご使用時は電池持続時間は短くなります。

Q7 : 「声だけ再生」とはどの様な機能ですか？

録音済みのファイルから音声部分を抽出し、非音声部分をスキップしながら再生する機能です。再生時間が短縮できますので、会議録音などの書き起こしの効率がアップします。「声だけ再生」機能は V-823 / V-/822 にのみ搭載されています。

Q8 : 「声だけ再生」では、どのような環境で録音した場合でも人の声とそれ以外とを分離できますか？

紙をめくる音やプロジェクターのファンの音などの機械的な音は非音声として分離しますが、動物の鳴き声や楽器の音などは人の音声に近い特徴を持っているため分離することは難しいです。また、音声部分の録音レベルが小さい場合には音声として認識できない場合があります。

* あらかじめ、ファイルの音声部分を抽出する「声だけ抽出」処理を行う必要があります。

Q9 : 「声だけ抽出」の処理にはどの程度の時間がかかりますか？

処理時間のおおよその目安は録音時間の 1/ 3 〜 1 / 4 程度となります。

Q10 : 「ボイスバランサー」とはどの様な機能ですか？

同時に録音された音声のうち、小さな音は大きく、大きな音は一定以上にはならないよう、すべて聴きやすい音量で再生します。音源が複数位置となる会議録音などに便利です。
「ボイスバランサー」機能は V-823 / V-822 にのみ搭載されています。

Q11 : V-823 / V-822 には「音声フィルタ」機能は搭載していないのですか？

V-823 / V-822 に搭載している「ボイスバランサー」機能には「音声フィルタ」機能が含まれています。

Q12 : 「ズームマイク」機能について教えてください。

最新の指向性特性制御技術を使用し、「＋」「−」のボタン操作でマイクの指向性を 10 段階から調整できます。講演会や講義、離れた位置から録音、雑音の多い環境での録音時など、音源にズーム (絞り込み) し、威力を発揮します。
「ズームマイク」機能は V-823 にのみ搭載されています。

Q13 : 「ズームマイク」機能はオプションマイクでも有効ですか？

「ズームマイク」機能は V-823 の内蔵マイク専用にチューニングしておりますので、他のマイクはお使いになれません。

Q14 : ノイズキャンセル機能はありますか？

ノイズキャンセル機能はあります。
再生時に、雑音の入った音声からノイズに相当する部分を推定して抽出し低減させる雑音抑圧技術 (*) を採用しています。
この技術は携帯電話などにも利用されており、乗り物や雑踏の中など、ノイズが多い環境下で録音された音声ファイルでも、人の声をよりクリアに、聞き取りやすい音質で再生することができます。

* 本技術は、日本電気株式会社が開発した技術です。

Q15 : 表示言語の切替はできますか？

本体上の表示は、日本語 / 英語の切替えが可能です。

Q16 : 録音レベルの切替はできますか？

小さな音の録音や指向性マイクモードと組み合わせて離れた位置の録音に適した「高 (講義)」モードと、広範囲の音を録音できる会議の録音などに適した「中 (会議)」モードと、メモ録などの口述録音に適した「低 (メモ)」モードの感度切替が可能です。
V-823 では、録音対象の音量に応じて自在に録音レベルを 30 段階に調整可能な「マニュアル」設定もお使いいただけます。

Q17 : 外部マイクは使えますか？

使えます。外部マイクのプラグをマイクジャック (φ3.5 mm) に挿して使用してください。
なお、弊社別売りの外部マイク以外での動作、性能保証は致しかねます。

Q18 : 本体内蔵のマイクで録音できる距離はどのくらいですか？

周囲の雑音の大きさや録音対象の音の大きさ、また、録音する場所にもよりますが、室内での通常の会議録音であれば 5 m くらいの距離まで録音可能です。
ただし、環境によっては雑音が大きくなる場合がありますので、実用的には 2 〜 3 m を目安としてご使用ください。なお、ご使用の際には事前に試し録りされることをお勧めいたします。

Q19 : 録音シーンに登録されている設定内内容を教えてください。

以下の表をご覧ください。

Q20 : ラジオ機能付きは、どの機種ですか？

V-823 / 822には FMラジオが付いています。